世界福音同盟「聖地での暴力の懸念」平和への祈り呼びかけ

イスラエルパレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの停戦合意が日本時間5月21日朝に発効し、11日間続いた攻撃の連鎖は収束した。一方問題の根は残り続け、いつ再燃するとも限らない。
世界福音同盟(WEA)は、イスラエル、パレスチナの衝突を踏まえ、5月20日に、同サイトで「聖地での暴力の激化に対する懸念を表明し、平和への祈りを呼びかけます」と題した記事を発表した。
紛争を悪化させ、罪のない民間人の命を脅かす報復行動を抑制し、停止するようすべての側に呼びかけ、すべての勢力に、永続的な平和のために影響力を発揮するよう要請した。
トーマス・シルマッハーWEA総幹事は、暴力と苦痛、人命の喪失への悲しみを伝え、「暴力が紛争の永続的な解決策をもたらすことは決してないと確信している。王と支配者のために祈ろう」と語った。
 世界の教会に、緊急の祈りと共に、問題の根底にある緊張を永続的に解決する祈り、WEAのイスラエルとパレスチナのメンバー団体が無実の民間人の悲劇と破壊に意識を向けられるための祈り、を求めた。
さらにシルマッハー氏は、キリスト者の安全と慰めとともに、キリスト者が周囲の人々の慰めとなり、和解のモデルとなるよう願った。
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