【CJC】ドイツ全土の教会で7月23日夜、鐘が一斉に鳴らされ、国内西部の洪水で死亡した179人を追悼した、とベルリン発共同通信が報じている。隣国ベルギーでも30人以上が洪水で命を落とした。

最大の被害が出たドイツ西部ラインラント・プファルツ州では教会の呼び掛けで鐘が鳴らされた。被災地ではなお多数が行方不明のままだ。がれきの片付けは進むが、川沿いの道路や橋が崩落し、鉄道路線の損傷区間も計600キロ以上という。復旧に年単位の時間が必要と見られている。