大竹一行氏逝去 高校生伝道に長年貢献hi-b.a.元代表
高校生聖書伝道協会(hi-b.a.)スタッフとして、高校生伝道に長年多くの貢献をした大竹一行(おおたけ・かずゆき)氏が、8月6日心不全のため、東京都内の自宅で亡くなった。84歳だった。8月8日に告別式が親族のみで行われた。喪主は長女のスズキ知恵子氏。
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1937年、東京に生まれる。59年からhi-b.a.スタッフとして働きを始め、64年には大阪での活動スタートに携わる。73年に日本人として同団体初の代表役員に就任し、2000年まで務め、41年間奉仕した。その後08年まで京都のキリスト伝道隊清和キリスト教会牧師として伝道牧会を行い、退任後東京の自宅に戻ってからも、東京、埼玉、長野などの無牧教会で奉仕をした。ここ3年のうちに2回入院したが、最期は本人の希望で、自宅で療養を続けていた。
17年のhi-b.a.65周年感謝会では、その歴史を振り返るとともに、「日本は約4千940の高校、331万人の高校生がいる。このことを覚え、収穫の主に働き手を送っていただけるよう祈ってほしい」と促した。
自身hi-b.a.スタッフであるスズキ氏は、8月9日付で配信したニュースレターの中で「妹からの連絡を受けてすぐに父のところに駆けつけましたが、顔を見た瞬間、『あぁもう御国に迎えられたんだな』とわかりました」「家族で集まって、みことばをひらき、賛美をささげ、祈り、母にも一言話してもらって、一緒に火葬場に行きました。家族に未信者もいますので、父の今いる場所のこと、クリスチャンに与えられている再会の希望のこと、簡単に説明して、信仰のお勧めもできたので感謝です」と記した。
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