岸田首相や閣僚ら 靖国神社へ「真榊」奉納 キリスト者グループ、カンバーランド神学社会委、バプ連靖国委は中止要請
靖国神社の秋の例大祭(10月17、18日)にあわせ、17日、岸田文雄総理大臣は「内閣総理大臣 岸田文雄」名義で、「真榊(まさかき)」を奉納した。参拝はしなかった。後藤茂之厚生労働大臣、若宮健嗣万博担当大臣も「真榊」を奉納した。
11日には靖国神社国営化阻止キリスト者グループ(浦瀨佑司委員長)、14日にはカンバーランド長老キリスト教会日本中会神学・社会委員会(菅原公一委員長)、15日には日本バプテスト連盟靖国神社問題委員会(藤田直彦委員長)が政教分離の原則や戦前の反省などの観点から首相、閣僚の参拝および真榊奉納の中止を求めていた。
官房長官在職以降参拝を見送っていた菅義偉前首相は17日に参拝し、「前衆議院議員、前内閣総理大臣の立場で参拝した」と述べたと報道されている。
日本バプテスト連盟 靖国神社問題特別委員会 靖国神社秋季例大祭参拝・真榊奉納中止要請