教団・教派・教会の異なる信徒たちが朝食を共にし、心を一つにして祈る朝祷会。現在、全国各地に広がっているが、その関東ブロック大会(同実行委員会趣旨)の第36回が9月20日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで開かれた。昨年は新型コロナの感染拡大で中止となったが、今年は感染対策を徹底し、対面での開催を実施した。
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開会礼拝では、代々木朝祷会の石丸泰樹氏(日基教団・根津教会牧師)がエフェソ3章14~20節から「キリストによって実現する計画」と題して奨励。「1節と14節には『こういうわけで』という言葉があるが、これは『以前は異邦人であり(中略)、この世の中で希望を持たず、神を知らずに生きていた』(2・11、12、以下・協会共同訳)が、今は『神の家族』(19節)だということ。悲しみも喜びも共に分かち合っていく。それが家族。朝祷会も同様だ」

石丸氏

1~13節にはギリシャ語「ミューステリオン」の訳語が5回出てくると指摘。「『奧義、秘められた計画』という意味で、ミステリーの語源。示されても『まだよく分からない』という受け止め方になってしまうかもしれない。だが、この計画を愚かな私たちに何とか伝えたいと迫っておられる」
「『こういうわけで』で始まる3章後半(14節)は、混沌とした闇の世に御子イエス・キリストを送り込まれた神の人類に対する愛と期待が語られている。それはパウロの祈りによって示されている。私たちは豊かな交わりのある朝祷会という神の家族であるゆえに、御父から『名』が与えられている」と語った。

朝位氏

続いて、池袋朝祷会の千葉万里氏が、「朝祷会の奨励者のために」、青山朝祷会の工藤洛子氏が「新型コロナウイルス感染者のために、自然災害の被災者のために」、御茶ノ水朝祷会の和氣敏治氏が「神様の愛の中で世界平和になるように」、代表祈祷を捧げた。総会では、朝祷会の新設と再会、高齢者への配慮と若返り、地域教会の働きかけと協力を仰ぐ、などについて意見交換した。
閉会礼拝では、青山朝祷会の朝位真士氏(日基教団・桜ヶ丘教会牧師)が使徒言行録18章8~11節から「この町には私の民が大勢いる」と題してメッセージ。「パウロがコリントで伝道中、神は幻の中で『恐れるな。語り続けよ。黙っているな』とパウロに言われた。私たちも、どこに行っても、反対されても、愛にあふれた全知全能の神が共におられることを信じ、励まされ、証しをしたい。私たちの身内や友人知人が救われるよう祈ろう」と語りかけた。

クリスチャン新聞web版掲載記事)