中華系最大のキリスト教放送GOOD TV　日本支局を開設

日本に在留する中華系の人々は80万人以上おり、在留外国人のうち最多だ。世界の中華圏で影響力のあるGOOD TVの日本支局が設立され、11月3日に設立式が開かれた。

GOOD TV は1998年に台湾で創立された中国語圏初の非営利テレビ放送局。GOOD TV JAPANは代表の紀衛東さん（一般社団法人キングダムメディア代表）の祈りで２年前から準備が重ねられてきた。今の世代に適した方法で福音を宣べ伝え、より多くの人や家庭がキリストの救いに恵みに触れるきっかけを作ること、日本の教会の一致とリバイバルをめざすとする。

まずは、日本在住の中華系の人々、続いて広く日本人に向けた伝道番組を放送する。現在GOOD TV JAPANのホームページ、Youtubeから番組（中国語）を視聴できる。音楽やエンターテインメント、家庭生活、日本の生活などの番組がある。

東京・新宿区のウェスレアン・淀橋教会で開かれた設立式には、日本の教会や中華系教会、団体のリーダーらが集った。竪琴やバイオリン、ギターの奏楽に合わせ、日本語、中国語を交えた賛美を青年のバンドがリードして開幕した。

台湾からはGOOD TV代表の曾国生氏、周神助氏（佳音廣播電台理事長、前台北霊糧堂教会主任牧師）らが映像で挨拶。有賀喜一氏（アジアンアクセス・ジャパン大使）、伊藤嘉子（GOOD TV JAPAN顧問代表、白い家フェローシップチャーチ）らが日本のリバイバルを期待する祝辞を述べた。最後に大川従道氏（大和カルバリーチャペル主任牧師）、尾山令仁氏（厚木聖書キリスト教会牧師）が期待を語り祈った。