力泳する鈴木選手(写真提供=株式会社ゴールドウィン)

東京パラリンピック(以下・東京パラ)水泳で男子100m自由形(S4)金メダルを含む5つのメダルを獲得した鈴木孝幸選手(〔株〕ゴールドウィン社員)が11月1日、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで、本紙、日本国際スポーツパートナーシップ(JiSP)、日本CGNTVの合同インタビュー取材に応じた。

鈴木選手は、先天性の四肢欠損という障害を持って聖隷三方原病院で生まれた。小さい頃から教会(日基教団・遠州栄光教会)で育った。「親がクリスチャンで、気が付いた時から教会は当たり前のようにあった。その延長線上で神様を信じていた」。教会は「心が落ち着く場所、礼拝の説教を通して気持ちを新たにできる場所」と語る。好きな御言葉は「いつも喜んでいなさい」(Ⅰテサロニケ5・16)だ。

水泳は小学1年の時から。一度止めていた時期もあったが、高校生になって再び水泳を始め、高校3年生の時に初めてパラリンピックアテネ大会に出場。以後5大会連続出場し、東京パラリンピックでは競泳陣の主将を務めた。

当日は、同郷で幼なじみの佃和道さん(上野の森キリスト教会員)がかけつけ、代表して花束を贈呈。東京パラでの大活躍を祝福した。(鈴木選手の詳細記事は福音版1月号、クリスマス特別号で掲載の予定)

幼なじみの佃さんから花束贈呈
花束を手に