来年1月から47都道府県の教会を回る旅へ スポーツ通じてワンチームに アスリートチャーチ 金鎮国さん、鈴木まどかさん

「聖霊共同体としてワンチームになるために日本中の教会を回り、ビジョンを分かち合い、励まし合いたい」と願い、来年1月から2年間、北海道から沖縄まで47都道府県の教会を、2人の子も連れてキャンピングカーで訪ね回ろうと計画している家族がいる。陸上競技者で、スポーツを通じて福音を伝え、日本の教会を助け励ます「アスリートチャーチ」を始めた金鎮国(キム・ジンクク)さん、鈴木まどかさん一家だ。
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「今年12月には家をたたみ、年明け1月から出発。数か月家をあけて海外遠征や合宿をしてきた私たちは、移動には慣れています。この経験がこれから生かされると思います」とまどかさん。鎮国さんは「47都道府県を回りながら、47人のキーパーソンを見つけたい。『信仰と宣教に燃える47人の侍たちに会わせてください』と祈っているところです」と話す。

鎮国さん(左)とまどかさん。日本全国を回るキャンピングカーの前で

2人は陸上競技を通じて出会った。鎮国さんは2011年テグ世界陸上世界選手権大会、13年モスクワ世界陸上選手権大会の400mリレー韓国代表、まどかさんは長距離走で日本国民体育大会優勝、全国都道府県対抗女子駅伝区間賞を受賞するなど、輝かしい競技歴を持つ。そんな2人は、遠征先の日本で出会い結婚した。
クリスチャン5世の鎮国さんは、名古屋オンヌリキリスト教会にいた頃、長沢崇史さん(カナンプレイズチャーチ牧師)や富田慎悟さん(新宿シャローム教会牧師)らユースパスターたちによる集会に参加。「彼らが好きでたまらないイエス・キリストが、私の中にないことを知った。韓国でなく、日本で神様と出会った」という。まどかさんは、鎮国さんと出会って信仰を持った。
名古屋で信仰生活を送っていた頃、教会の働きとスポーツの両立の難しさを経験した。

(二人は陸上競技と信仰の関係を神様に祈っていきます。2021年11月7日号掲載記事)

子どもたちと走る鎮国さん