[レビュー5]マンガ・日めくり 『らみいちゃんのまんが聖書物語』『コミック聖書』『人生を変える言葉の処方箋』『孫と猫と笑ってみことば』『天色のしずく』『詩篇の花束』『ヒトリコテン』
15年かけて「らみいちゃん」が案内してきた旧新約聖書の物語がついに完結して『らみいちゃんのまんが聖書物語』(みやしたはんな著、千980円税込、A5判)の一冊にまとめられた。全篇カラー、見開きで一つの物語を紹介する。丁寧なセリフや解説があり、子どもへの読み聞かせにも使用可能だ。
アメコミ風のスタイリッシュな絵柄で大人でも手に取りやすいのは『コミック聖書』(トニ・マタス著、ピカニォール絵、いのちのことば社、千650円税込、A5判)だ。こちらも旧新約聖書の物語を全篇カラーで紹介。人間の愛憎合いまみえる姿と神の働きかけがダイナミックに描かれる。各いのちのことば社。
日々のちょっとした一言が心の向きを変える。『写真日めくり 人生を変える言葉の処方箋』(樋野興夫文、早見紀章写真、Chieko&Laura英訳、千540円税込、四六変)は聖書や人生を背景にした端的な言葉を添えて自然のダイナミックな写真を収める。
『日めくり 孫と猫と笑ってみことば』(パント大吉著、千100円税込、150×128ミリ)は聖句にちなんだエピソードがとぼけたイラストで描かれる。
『天色のしずく 日めくり ヘブンズドロップス』(みなみななみ著、千100円税込、150×128ミリ)は聖句を「普段着のことば」で言い換えて、青一色のイラストが慰めを与える。
『日めくり 詩篇の花束』(広路和夫著、千540円税込、128×150ミリ)は詩篇に添えて、多様な花々が様々な背景で写されイメージを膨らませる。
『日めくり ヒトリコテン ふっとひといき』(ホンダマモル著、千540円税込、128×150ミリ)はポップだがあたたかい絵柄に、聖句を前向きな祈りにした言葉を添える。各いのちのことば社・フォレストブックス
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