「救われて終わりではない」人間関係も、教会形成も時間かけ 石巻・牡鹿半島
時間かけ、人々の変化、成長見守る 石巻・牡鹿半島での教会形成を考える
石巻市の牡鹿半島で宣教活動をする人たちによる会合が3月24日に石巻オアシスチャペルで開かれた。東日本大震災後、クリスチャンたちが同半島で関係を築いている(3月6日号参照)。牡鹿半島にかかわる同教会の趙泳相牧師や岸浪市夫牧師(保守バプ・イエスキリスト栗原聖書バプテスト教会伝道師)からは教会開拓計画や現状が話され、全体で教会を建て上げることを意識しながら話し合いが進められた。
趙牧師は、教会に集う人々の多くが牡鹿半島の出身者や関係者であることから、それらの信徒とともに家庭訪問を続けている。開拓献金をつのり、定住者、若い献身者を送り、集会のための土地や建物を探そうとしている段階だ。
岸浪牧師は「救われて終わりではなく、どのような生き方をするかが大事。赦された者が赦す者となっていくこと。なかなか家族、友人で赦せない人がいるという人がいる。しかし赦しが起こると、家も周囲も変化する、、、、
(岸浪氏はさらに、定期的な集会が難しい地域の漁師の日常に触れます。2022年4月10日号掲載記事)