日本バプテスト連盟靖国神社問題特別委員会は、1947年の同連盟結成時から2021年までの関連声明約130本を一冊に集めた『信教の自由・政教分離原則 キリストの平和を求めて』を刊行した。1969年の「靖国神社法案」国会上程前後については、詳しい論考も掲載する。

憲法にかかわる内容もあり、22年のウクライナ侵攻についての声明も追加された。「世代が変わり、なかなか問題が身近に感じられにくくなっている中、先達が培ったものを学びたい。バプテスト教会は信仰の自由を求める運動の中で起きた。それがはたして現在の私たちの信仰の内容になっているか反省し、次世代に分かち合っていきたい」と担当者は語る。

一冊500円(送料・実費込)で頒布している。問い合わせ先はogawaukiha@gmail.com ℡090・4812・2689(小河義伸・八王子めじろ台バプテスト教会牧師)

クリスチャン新聞web版掲載記事)