試合の様子

東京・世田谷区の体育館で5月7日、Thank You Jesus Cup(TYJC)バスケットボールクリニック(TYJC関東実行委員会主催)が行われた。協力は一般社団法人FCAジャパン。
主催者は、バスケットボールミニストリーを行うチームを集めた大会を企画。講師にはアメリカの大学リーグでも指導経験のある小林宏繁さん(NPО法人Family First Japan)を迎えた。参加者の中にはクリスチャンでない人もいたが、クリニックの趣旨を説明し、祈りをもって始まった。
前半はシュートやパスなどの個人の技術を基本的から応用まで様々な技術を磨くトレーニング、後半は3対3や4対4などの連携した動きのトレーニング、最後には5対5の試合を行った。
指導の中で小林さんは一つ一つのポイントを押さえつつ、「今の練習は80点です。良い点数ですがこれを100点にするために必要なことはなんでしょうか」と問いかけ、練習での意識が試合でもそのまま出てくるから細部まで意識しようと励まし、またチームメイト同士で声を出して、話すように伝えていた。
参加者は「基本的なことでも改めてポイントを意識してプレイできた」、「いつも以上に頭を使ってプレイをしたが、試合の中での動きに新たな視点が与えられた」、「想像していたものよりもレベルの高いもので、情熱的に教えていただけたことがとても印象的だった」と話していた。
最後に、体育館の外で小林さんが証しした。小林さんが家族でコーチングを学ぶためにアメリカに留学している時、ホームステイをしていた家庭の夫婦の言葉がきっかけで救いに導かれたこと、仏教徒だった母に対して伝道をする際に、何度も苦しい思いをし、関係が離れてしまいそうな時もあったが、亡くなる間際にイエスを信じ、洗礼を受けて天に召されていったことを証しし、主に委ねつつ最後まで諦めないことが大切だということを話し、祈りをもってクリニックを閉じた。
TYJC関東実行委員会は今後もクリニックや大会などを開催していく予定。情報はフェイスブックページhttps://m.facebook.com/pg/tyjckantobb/posts/から。

参加者を指導する小林さん(左から2人目)