JTJ宣教神学校創立30周年記念礼拝 「岸氏理念継承し日本宣教に邁進」
「だれでも、いつでも、どこででも」学べるビジョンのもと、1990年4月に開校したJTJ宣教神学校(JTJ、重田稔仁学長)が、9月19日「創立30周年記念礼拝」を、ウェスレアン・ホーリネス淀橋教会(東京・新宿区百人町)を会場に開催。関東地方への台風接近が危ぶまれたものの、天候も守られ、会場参加者とともにオンライン配信により、礼拝が捧げられた。
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JTJは創立学長である岸義紘氏に与えられたビジョンのもと、「実践的」「律法主義でなく新しい皮袋の創造」「経済的な独立」を理念に設立された。開校前年に開いたオリエンテーションには15人の参加者しか与えられず愕然(がくぜん)としたもの、岸氏は「そこに集まっただれもが、一期生としての期待と誇りを胸に輝いて見え、感激した」。開校式には、全国から150人近い参加者が与えられ、信じられない光景に「主よ、主よ、主よ」と皆が興奮状態で、ただ主を崇めたという。以来32年間、2千500人の卒業生を送り出し、現在も100人以上が在学している。
礼拝では、賛美チームによりJTJ校歌「JESUS TO JAPAN」が歌われたのに続き、来賓が挨拶。クリスチャン新聞元編集長でJTJの開校を紙面で報じた守部喜雅氏は、JTJで学び現在ドイツの中国人教会で奉仕する牧師を紹介(下段落ち穂に詳細)。「JTJから巣立って行く人たちが、神の計画の中で大きな役割を担っている」と感謝した。
かつて岸氏とともに「青年宣教大会」運動を展開した大川従道氏はビデオメッセージで卒業生、在校生に向け、「卒業するだけでなく、収穫が重要。福音を宣べ伝えることに命がけであってほしい。大きな収穫を携えて主を賛美できるよう、みなさんと一緒に働きたい」と語った。
会衆賛美に続き、前学長の横山英実氏がビデオで挨拶。「この30年は感謝に尽きる」として、「主」「講師の先生方」「支援者、歴代事務長・スタッフ」に感謝を表し、「これからも祈りに覚えていただきたい」と語った。
塩谷達也・美和夫妻の特別賛美に続き、開校以来ハワイから特別講義に通っている中野雄一郎氏が挨拶に立ち、「魂が揺さぶられるような説教が必要だ。伝道は難しい。しかし情熱があれば、必ず伝わる。JTJは二つのJ、イエス様の福音が日本で前進するため、燃える心で仕えてきた。重田学長を迎えて、さらに岸スピリットで燃えていきたい」と語った。
第二部では、、、、、、
(2022年10月9日号掲載記事)