「LIGHTプロジェクト 信仰と仕事ミニストリー」(ディレクター・サックス知子)の「信仰と仕事セミナー」が9月9日、オンラインで開催された。今回のテーマは「会社員、主婦・主夫も神に召された仕事」。当日はLIGHTプロジェクトの「信仰と仕事コース」を受講したスピーカーの話を聞き、続いて各グループでディスカッションした。

◇  ◆  ◇


岡田さん

最初は岡田雄太さん(ニューホープ千葉会員)。ⅠT業界で働く岡田さんは「最初は楽しいと思ったが、何のために仕事をしているのか分からなくなった。所属会社は最下層の位置にあり、将来への希望も感じられず、誇りに思えない仕事だと思った」と言う。

そんな中、「信仰と仕事コース」を受講。気づかされたことは、⑴仕事も神様への礼拝で、働くことは奉仕と同様に神様に喜ばれる、⑵今の会社で仕事をすることは決して偶然でなく、神の召しがあった、⑶仕事と神の栄光はかけ離れたものではなく、仕事そのものが神の栄光である、など。「神様がどんな方か分かると、やりたくない仕事や困難の中にある時こそ神様を求める時、自分の成熟へのチャンスであると思った」と語った。


安光さん

続いて、主婦の安光真実さん(長老教会・おゆみ野キリスト教会員)。安光さんは「主婦が仕事であるという認識は全くなかった。家事は賃金が発生せず社会から評価も受けない。人と比べ『私なんて』と思ってしまう自分が、恥ずかしかった」

だが、コースを受けると「不安は吹き飛んだ」。「主婦業も神様から与えられた尊い仕事だと思えた。『何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい』(コロサイ3・23)の御言葉を思い巡らし、今与えられているコミュニティーで、どう神様と隣人を愛し、仕えられるか考えるようになった。教会で英会話クラス担当になった。主婦の働きの可能性は無限大だと思った」と証しした。
【中田 朗】

2023年11月12日号 02面掲載記事)

□―――――――――――――――――――――――――□
【お知らせ】★週刊「クリスチャン新聞」がリニューアルしました!!★

☆新たな装い 今求められる情報を伝道牧会の最前線へ
☆紙面レイアウトを刷新 文字が大きく読みやすく
☆独自取材による特集企画で教会が今直面している重要テーマを深く掘り下げる特集企画
☆教会の現場の必要に応じた新連載が続々スタート

□―――――――――――――――――――――――――□

★「クリスチャン新聞WEB版 https://クリスチャン新聞.com/csdb/」(有料)では、
1967年創刊号からの週刊「クリスチャン新聞」を閲覧、全文検索(1998年以降)できます。