「祈り」つなぐ~JCE7各集会から⑫ 民族も、国境もこえて協力
「グローバルナイト メイン・セッション」
「グローバル・ジャパニーズ・クリスチャン・フォーラム」
2023年に開催された第七回日本伝道会議(JCE7)の各集会を宣言文「『おわり』から『はじめる』私たちの祈り」(以下宣言文「祈り」)に沿って伝える。連載第12回もディアスポラ宣教にかかわる分科会を紹介する。
前回
「祈り」つなぐ~JCE7各集会から⑪ 在外・在日、教会と助け合う「ディアスポラ宣教協力(推進)プロジェクト」「グローバルナイト プレセッション 」
5.文化を越えた宣教協力を「はじめる」ことができるように
宣言文「祈り」の「5.文化を越えた…」では、「外国から日本に来てくださった兄弟姉妹を感謝し、歓迎します。尊敬をもって違いを学び合いながら、多文化に開かれた教会として、共に世界に広がる宣教を担っていきます」と述べる。
日本にある外国語教会に属するクリスチャンたちと共に集う「グローバル・ナイト」はプレセッション(2月18日号参照)に続き、メインセッションが開かれた。ブラジル、フィリピン、インドネシア、日本などルーツを異にする賛美チームが、各言語を交えた賛美を歌い、会衆も声を合わせた。
東海地域で長年宣教師として奉仕してきた国際ローザンヌ運動国際総裁兼CEOのマイケル・オーさんもビデオメッセージを寄せ、今年開催する第四回世界宣教会議に触れ、日本と世界の連携に期待の言葉を述べた。
説教は日本のフィリピン人教会の牧師で、ボイ・アリンソッドさん(在日フィリピン教会連合会長、シャロームフェローシップクリスチャンアガペーミッション代表)。黙示録7章9、10節から「諸国民は神の勝利」と題し、「歴史の終わりを知ると、現在直面する課題を乗り越えることができる」と励ました。
後半では、日本にある各民族のルーツの教会のために祈り合った。各外国語教会の全国的なネットワークの存在や、日本人の教会と協力を求める声などが紹介された。
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宣言文「祈り」では「国外の日本語教会と国内の外国語・多言語教会、あらゆる働きに従事する宣教師たちとの連携と協力を進める」と宣言する。
在外日本語宣教協力の必要性と緊急性、可能性を共有し、新たな宣教協力を考える「グローバル・ジャパニーズ・クリスチャン・フォーラム(GJCF)in東海」はJCE7期間中にプレ集会、JCE7最終日の午後に本集会を開いた。それぞれ帰国者の証し、帰国者送り出し側の証し、帰国者受け入れ側の証しがあった。
プレ集会では鎌田泰行さん(キリスト者学生会関東地区責任主事)、、、、、、
(2024年02月25日号03面掲載記事)