3月に開催された、ローザンヌ運動の若手リーダー大会「JAPAN YLG 2024」。本連載では大会の内容を伝える。今回は、全体集会②でのダグ・バーゼルさんのメッセージと、全体集会④でのユ・ギソンさんのメッセージの要約。

組織の成長でなく 神に仕える共同体を立てあげる


バーゼルさん(写真)は元ローザンヌ運動国際総裁で、第3回ローザンヌ世界宣教会議「ケープタウン2010」実行委員長。「神の国のリーダーシップと友情」の題で語った。
―若さも賜物。若手リーダーは自信や野心をいだくもの。ある意味それは自然なこと。しかし神は、個人的な野心を、神の思いへと造り変えてくださる。神は大志とエネルギーを受け取ってくださる。
若手リーダーたちは、決して自分を他のリーダーや先輩とと比べないでほしい。学び吸収することがあっても、比較は死をもたらす。プライドも嫉妬も持つべきではない。神に仕える特権を喜び感謝すべき。
フラー神学大学のリーダーシップ学教授、ボビー・クリントンはリーダーシップについて、「神の民が、神から与えられた召しと能力をもって、ある特定のグループに影響を与え、神の目的にかなうように導く、力強いプロセス」とする。
それぞれのリーダーに託されている人は誰か。その人を導き、神の目的につなげるには、どうしたらいいか。答えは、YLGのG、「ギャザリング」、すなわち家族のような集まりにある。
私たち御国から遣わされた者がすべきことは、組織を成長させることではなく、人々を立て上げること。人々が、リーダーに仕えるのではなく、神に仕えるようにすること。そして、自分の賜物に気づいて、それを育むことである―

死んだ信仰でなく イエスにとどまり目を開かれる


ユさん(写真)も元ローザンヌ運動国際総裁で、第4回ローザンヌ世界宣教会議「ソウル2024」韓国準備委員長。ヨハネ15・5から、「多くの実を結ぶ」の題で語った。
―なぜ教会の中で争いが起こるのか。それは、イエスが私たちとともにおられることを、本当に信じておらず、律法的な宗教生活を行っているから。そうではなくて、イエスのように、互いに愛し合い、敵をも愛さなければいけない。イエスを信じていれば、それは必ずできる。
罪を赦されることと、敵を愛することと、どちらが難しいか。「罪が赦されていることを信じながら、敵を愛することはできない」というのは、「死んだ信仰」だとヤコブは言う(ヤコブ2・17)。死んだ信仰では救われない。でも、赦すために頑張りなさい、ということではない。頑張ってできることではない。
イエスは、多くの実を結びなさいとは言わない、、、、、、、、

(つづく)

2024年05月26日号 07面掲載記事)