ネット上で時に辛辣な批判が飛び交う。批判は間違いを正す大事なものだが、個人攻撃が過ぎると精神的に追い込み、自死に至ることもあるから要注意だ◆クリスチャンの間でもSNSで激論が交わされる。真理の問題だと、批判が高じて相手をこき下ろす物言いになるのを見かける。批判対象が牧師なら、その牧師が関わる働きや教会までターゲットになる◆特に今日、性的少数者の問題は避けて通れない。キリスト教は同性愛に否定的な伝統が長く、性的少数者を尊重する昨今の動向に拒否感が強い人もいる。しかし、その陰で傷つく人たちの存在に想像力が働いているだろうか◆批判側からは、世への同調、聖書からの逸脱と映っているのだろう。だが、人種や女性の差別などかつては聖書の教えと思われていたが、その時代の教会の伝統だったことは少なくない。聖書的と言うのなら、自らを絶対化しない謙虚さが必要だ。

【お知らせ】★週刊「クリスチャン新聞」がリニューアルしました!!★

☆新たな装い 今求められる情報を伝道牧会の最前線へ
☆紙面レイアウトを刷新 文字が大きく読みやすく
☆独自取材による特集企画で教会が今直面している重要テーマを深く掘り下げる特集企画
☆教会の現場の必要に応じた新連載が続々スタート

□―――――――――――――――――――――――――□

★「クリスチャン新聞WEB版 https://クリスチャン新聞.com/csdb/」(有料)では、
1967年創刊号からの週刊「クリスチャン新聞」を閲覧、全文検索(1998年以降)できます。