タグアーカイブ: キリスト教

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【書評】国策迎合に心を疼(うず)かせるか 『証言・満州キリスト教 開拓村 国策移民迎合の 果てに』評・榎本恵

  本書を今ようやく読み終えた。ページをめくるたびに気持ちが沈み、途中何度も、手が止まる。それは、著者の言うところの〈疚(やま)しさ〉に心が疼(うず)くからだ。もちろん私は、戦後生まれの戦争…
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ナワリヌイ氏 孤高の信念はイエスの言葉から 「義のために飢え渇く」ゆえ 苦しむ幸いを受け入れた

ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が2月17日、収監されていた北極圏の刑務所で“突然死”したと報じられ、プーチン陣営の関与が疑われている。3月1日にはモスクワの教会で葬儀がとりおこなわれる…
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【レビュー】『私たちの信仰告白 使徒信条』『日常の神学』『21世紀のキリスト教入門』『イースター小品集』

□―――――――――――――――――――― 『私たちの信仰告白 使徒信条』(J・I・パッカー著、稲垣博史訳、いのちのことば社、千430円税込、四六判)は、1990年刊行の同書に、時代に即す改訂を行った…
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【レビュー】「痛む家族・教会の過去」を贖う希望と勇気 『光の注がれた場所 フィリップ・ヤンシー自伝』評・鈴木茂

本書はヤンシー氏の初めての自叙伝です。彼はこれまで多くの本を書かれましたが、どの著作にも織り込まれているテーマは「苦しみと恵み」です。本書を読むと、彼の著作のほとんどが自身の苦しみの体験から生み出され…
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【レビュー6】『カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流』『メンデルスゾーンの宗教音楽バッハ復活からオラトリオ《パウロ》と《エリヤ》へ』『キリスト教の歴史おもしろクイズドリル』

9784121027184 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流 瀧口美香 著 中公新書 2022/9/20  『カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流』(瀧口美香…
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【レビュー5】『見えない神を信ずる 月本昭男講演集』『遺跡が語る聖書の世界』『初期キリスト教の世界』『神の物語としての聖書』

旧約聖書学、古代オリエント学の大家が自身の信仰を軸にまとめた『見えない神を信ずる 月本昭男講演集』(月本昭男著、日本キリスト教団出版局、2千420円税込、四六判)は、古代伝承や原語に触れながら、イスラ…
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【緊急特集】福音版9月号 すべてを奪うカルト いのちを与えるイエス

予約はこちらから。 試し読み(立ち読み)ができます。   ☆聖書のことばに聴く すべてを奪うカルト いのちを与えるイエス 新約聖書・マルコの福音書10章45節   ☆ひとそのあしあ…
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宗教と政治「公共圏への挑戦と神学必要」参院選後 稲垣氏に聞く

キリスト者は政治を通して何を目指すか。 7月の参議院選前後には、「政治と宗教」の関係も問われている。 公共神学を提唱し続ける稲垣久和氏(東京基督教大学名誉教授)は「キリスト者が政治の世界に進出すればい…
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