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日本滞在のネパール人クリスチャンたちが、昨年のネパール震災への日本人からの支援に感謝し、震災の痛みを覚えて熊本地震のために支援金を集めた。

甚大な被害をもたらしたネパール震災から4月25日で1年を迎える。ネパールの状況についても聞いた。

日本に滞在するクリスチャンの教会、ウツァハ・ネパール人教会のリーダー、キーラン・マガルさんは、熊本地震のニュースに心を痛め、教会メンバーとも思いを共有し、支援金を集め送ることを決めた。

「ネパールの地震では、日本政府だけではなく、一般の人々もたくさんの寄付の支援をしてくださった。神様は、私たちを愛し、心配ごと、苦しみを知っておられる。熊本のために祈り続けます」と述べた。

震災から1年を経過したネパールも厳しい状況にある。「政府は対応できず、民間や、個人で何とか生き抜いている状態」とネパールの実情についても語った。

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