栃木県栃木市大平町真弓の日本ホーリネス教団栃木キリスト教会では、礼拝堂に水が流れ込み20〜30㌢浸水。同教会の丸山峰子牧師によると、「教会のすぐ脇に永野川が流れており、その川の一か所が決壊し水があふれた。外は70㌢ぐらいの冠水があったので、外に全く出られない状態。12日の土曜夜半から13日日曜の午前中いっぱいまで停電が続いた。日曜日午前6時の段階では、玄関のドアが開けられるようになり、お昼ぐらいには外を歩けるようになった」という。13日の聖日は、近隣一帯が水が引いていない状態で会堂前の道も冠水し、信徒は車で教会に来ることができず、牧師一人で礼拝を守った。「信徒宅では床上浸水が2軒、床下が2軒あった」とも語る。
14日から17日にかけて同教団内外の牧師や信徒、東京聖書学院の神学生チーム、東京から東京オンヌリキリスト教会の日韓合同チームが支援にかけつけ、水をかき出す作業や床の清掃、会堂内のゴミを処分するなどの作業にあたった。次の礼拝に間に合うようにと、「椅子やピアノをいったん外に出し、会堂内の掃除をし、また元に戻すというところまで作業が進んだ。ピアノはまだこれから確認するが、オルガンは音出しをしてもらったところ無事だった」
祈りの課題として、①信徒宅の復旧と信徒たちの健康が守られるように、②礼拝ができるようになったが、これからかなり修繕が必要になってくるので、その費用が満たされるように、の2点を挙げた。