会堂床上45センチ浸水 臭い強くて礼拝難しく 保守バプ・船岡聖書バプテスト教会
宮城県柴田郡柴田町船岡字西迫の保守バプ・船岡聖書バプテスト教会は、礼拝堂が床上45㌢まで浸水した。同教会の鈴木手以協力牧師によると、「教会の近くには阿武隈川、白石川が流れており、周りは田んぼに囲まれている。阿武隈川、白石川の氾濫で直接被害を受けたわけではないが、地形的に低い所にあるため、田んぼに水が流れ込み、周囲一帯が湖のようになった。信徒の皆様には『13日の礼拝はお休みします』と事前に連絡し、」その日の礼拝は休んだ。私は気になって車で教会に行ってみたが、冠水のため教会に近づけなかった」という。
水は引いたが、「ストーブ、冷蔵庫、エレクトーン、音響機器、電気機器などは全部浸水して使えなくなった。ピアノはギリギリ助かった。一人の信徒のお宅が床上浸水に遭い、また被害が大きかった丸森町に実家のある信徒が数人いて親類の家や車が水に浸かるなどの被害が出ている」と被害の大きさを語る。14日には、保守バプテスト同盟の教会や近隣の教会からボランティアがかけつけ、水抜きや床の清掃、水に浸かった備品を全部処分した。片付けはほぼ終了したが、臭いが強く残っていて、次の日曜日の礼拝は難しいです」と残念がる。
祈りの課題としては、①電気機器がすべて使えなくなったので、早く部品を替えることができるように、②臭いが消えて礼拝ができるように、③床上浸水に遭った信徒、丸森に親類がおられる信徒のために覚えてお祈りしていほしい、と要請した。