共に神の国の宣教へ 架け橋〜第10回東アジア青年キリスト者大会⑥終

写真=参加者は聖餐を共にした

 第10回東アジア青年キリスト者大会最終夜は、深夜までスナックを片手に語り合う青年たちの姿があった。香港人と中国人がいっしょのグループもあった。それぞれの教会の様子、宣教状況、信仰の証しを分かち合っていた。救われたばかりの人が、信仰の悩みを話すと、周りは熱心に聴き、アドバイスをしていた。香港と中国。背後には政治的緊張がある。そのような葛藤を覚えながらも、神の国にある一人ひとりとして向き合い、互いのために祈っていた。

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 最終日朝のメッセージは永井敏夫さん(J.Clay Mission Network)。大会を振り返りながら勧めた。「国々のリーダーは努力しているが、人間の力、知恵では限界がある。本当の平和をつくるのは主ご自身。人と人の間を行き来する橋が必要だ。イエス様が十字架にかかり、天と地がつながった。私たち自身が平和をつくるのではない。イエス様が平和をつくる力を与えるのです」

 アイデンティティーについて「地上では、、、、、

4月12日号掲載記事