「香港2020福音宣言」発表 「国家安全法」危惧の中で
昨年以来、逃亡犯条例反対運動で揺れた香港だが、今度は「国家安全法」によって「一国二制度」が危ぶまれている。5月24日には、コロナ禍の中だが、街頭で数千人の市民が抗議したとの報道もある。キリスト者も様々な発言をしている。
28日には有志の牧師の会「香港教牧網絡」が「香港2020福音宣言」を発表した。ナチス下「告白教会」のバルメン宣言などをモデルにし、①イエス・キリストが福音の中心、②イエス・キリストだけが教会共同体の主、③教会は福音を証する共同体、④教会は虚偽を拒み、真理を守る、⑤霊性と行動は不可分、⑥教会は暗闇の中で光の子となることを宣言した。
関連記事
○香港の戦後と教会の社会参与 連載「香港への旅」最終回②2019年12月17日
○「とにかく祈って」 現地ルポ 香港デモと祈りの集い2019年10月26日