参加したメンバー

人々を祝福する賛美「ザ・ブレッシング」。新型コロナウイルスが世界的に広がり始めた3月、米ノースカロライナを拠点に活動する賛美ミニストリー「エレベーション・ワーシップ」の賛美リーダーのケアリー・ジョーブとメンバーらが、神様を礼拝するために集まっていた時に、突然、与えられた賛美だ。民数記6章24〜26節のアロンとその子どもらに告げる祝福の御言葉をもとに作られている。この「ザ・ブレッシング」をエレベーション・ワーシップが教会で発表して以後、このコロナ禍の中、短期間に一気に世界中に広がり、世界各国バージョンも作られている。8月にはクリスチャンユースらによる日本語バージョンも誕生した。日本語バージョン企画リーダーの一人、岡田賛美さん(札幌クリスチャングループ会員)に話を聞いた。

「ザ・ブレッシング」は現在、イギリス、フランス、南アフリカ、南アメリカ、韓国、シンガポール、イスラエルなど各国バージョンが誕生。中国、ロシア、アラブ語バージョンなど宣教の困難な国、地域のバージョンもある。また、グローバル、キッズなどの様々なバージョンも生まれている。
岡田さんはこの曲に感動した一人だ。「教会で発表されてから、自然発生的にいろいろな国でテレワークという形で広がっていったようです。曲自体が祝福を宣言するものなので、このコロナ禍で苦しむ人々に届いたのではと思います」

和のテイストで

その動きを見ていて「日本語バージョンを作りたいと思った」と語る。「本当にいい曲だから、この曲を通して日本にも祝福を流したいと思いました。それで、林賛美さん(東京メトロチャーチ会員)を始め、仲のいい、信頼のおける友達と一緒に、2か月かけて制作しました」
日本語バージョンは、琴や尺八の音色、出演者は和服姿、映像には富士山や桜、家紋が映し出されるなど、和のテイストが強調されている。曲の合間にラップが入っているのも、他国バージョンにはないアレンジだ。

ラップのパート。右が岡田さん

参加者のほとんどは岡田さん、林さんのつながりで20代がメイン。「参加者34人中19人が牧師の子ども」でもある。制作の時は一緒に集まれないので、各自が自宅で録音・録画した映像を提供し、それを組み合わせて編集。ほとんどがオンライン上での作業で、「一度も対面で会ったことのない友だちが三分の一はいる」と話す。「会ったことはないけれど、会えた時は、ザ・ブレッシングぶりだねと言いたい、という言葉が印象的でした。コロナが終息したら、ステージで一緒にやりたいですね」
「日本のリバイバルのために一生懸命働いているユースたちと、一緒に協力して作れてよかった」と岡田さん。「神様の祝福は誰もが必要で、そこには隔てはありません。この動画を通じて、どんな人にも神様の祝福が届いてほしい」と、動画サイトのシェアを願っている。

 

日本語バージョンは以下のサイトから

 

 

エレベーション・ワーシップが教会で「ザ・ブレッシング」を発表した時の映像は以下のサイトから