聖書、信仰書をみんなで一緒に 「PRSバイブルクラブ」「JSUブッククラブ」  G&M

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スマホのアプリで、完全無料で聴ける「聴くドラマ聖書」を昨年11月リリースした「一般財団法人日本G&М文化財団」(以下G&M、文俸柱〔ムン・ボンジュ〕代表理事)は、「聖書の朗読と勧めと教えに専念しなさい」(Ⅰテモテ4・13)を柱に、「PRSバイブルクラブ」、「JSUブッククラブ」という二つの「みんなで聴く会」をスタートさせている。
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PRSとは、「パブリック・リーディング・オブ・スクリプチャー」の略。定期的に一緒に集まり、聖書をじっくり聴くのがコンセプトだ。御言葉に集中するため、基本的に分かち合いはない。20分、30分、45分と三つのリスニングプランが用意されており(以下のウェブサイト参照)、旧約と新約がバランスよく構成されたバイブルクラブだ。
JSUは「ジャスト・ショー・アップ(ただ来るだけ)」の略。約30~45分間、オーディオブック制作をした信仰書籍を聴き、書籍も手にしながら読んで分かち合うという、新しい形のブッククラブだ。これまでに『「放蕩」する神』『偽りの神々』(ティモシー・ケラー著、廣橋麻子訳、いのちのことば社)、『クリスチャンであるとは』(N・T・ライト著、上沼昌雄訳、あめんどう)、『信仰入門』(ジョン・ストット著、有賀寿訳、いのちのことば社)などが制作された。
両クラブとも耳と目とを使って、みんなで一緒に聖書を、信仰書をじっくり味わい、楽しく続けながら成長できるというのが特徴。すでにアプリやストリーミング音源があるので、実際に集まることが難しいコロナ禍の中にあっても、オンラインで音声共有し、集会を開催できるのが魅力だ。いつでもどこでも少人数のグループで始めることができる。
文代表理事は「この二つはクリスチャンの信仰を成長させるためのツール。聖書に『みことばのパン』と書かれているとおり、毎日の食事と同じように、みんなで聴いて成長する。この古くて新しい方法を、ぜひ各教会、家庭、グループで始めてほしい」と勧めた。
「みんなで聴く会」の詳細はURL https://graceandmercy.or.jp/community/で。