地域の宣教協力あきらめないで オンラインで合同礼拝も 広島宣教協力会

ナイトdeライトは映像で参加。下は大嶋氏

広島県内の29教会、4団体が加盟する広島宣教協力会(堀川寛会長)は10月10、11日、広島ゴスペルフェスタを、広島市西区三滝本町のアッセンブリー・三滝グリーンチャペルの会場からYouTubeでのライブ配信という形で開催。10日はプレフェスタとゴスペルフェスタ1、11日午前は広島のキリスト教会が合同で礼拝を捧げる市内合同日曜礼拝、午後はプレフェスタ(再)とゴスペルフェスタ2が開かれた。ゲストは大嶋重徳氏(鳩ヶ谷福音自由教会牧師)、4人組クリスチャンロックバンドのナイトdeライト。
ナイトdeライトは映像で参加。ゴスペルフェスタ2では、オリジナル曲を披露し、ボーカルの平野翔一さんが救いの証しをした。「皆さんのことが見えませんが、手を振っているのが分かります」と、オンラインならではのシーンも。大嶋氏はヨハネによる福音書4章の「水を汲みにきたサマリアの女」の個所から語った。市内合同日曜礼拝では大嶋氏が使徒の働き17章から「パウロはアテネ伝道で惨敗した。だがコリントでアクラとプリスキラという信仰の友と出会わせ励ましてくださった。。私たちにもパウロと同じ惨敗の記憶があるかもしれないが、新たな出会いを通して励ましてくださる」とメッセージした。
堀川氏は「中止も考えたが、むしろこういう時だからこそ、どんな方法でもやろうと開催を決めた」と話す。「結果的に会場とオンライン合わせて千人近くが参加したのではないか。映像と音響はプロの音響さんにも入ってもらって調整してもらった。広島の教会の協力を得、合同日曜礼拝が行えたのは画期的だ。参加者からは『普通に礼拝しているようだった』『コロナ禍に関係なく、来年もやりましょう』との声も上がっている。こういう形でできることが分かったので、ぜひ宣教を止めないで他地域でも試みてほしい」と、コロナ禍にある教会に勧めた。
ゴスペルフェスタ1のメッセージ、日曜合同礼拝の模様は広島宣教協力会(https://hirosk.org/)のウェブサイトで視聴できる。