時代に立ち青年と世界を向く 杉原千畝、2・8独立宣言関係留学生ら集った 早稲田奉仕園スコットホール献堂100周年記念シンポジウム

第二次世界大戦下にユダヤ人を救出した「命のビザ」で知られる杉原千畝、「2・8独立宣言」に関わった当時の朝鮮人留学生たち。彼らはほぼ同時代に早稲田奉仕園と関わっていた。

早稲田奉仕園スコットホール献堂100周年記念シンポジウム「若き日の出会い 杉原千畝と早稲田奉仕園〜創設者ベニンホフ宣教師と1920年前後の青年たち〜」が10月25日に、同所で開催。創設時の宣教師に注目し、その時代の青年たちの歩みを検証した。

杉原について岩村太郎(恵泉女学園大学教授)、2・8独立宣言と朝鮮人留学生について徐正敏(明治学院大学教授)、ベニンホフについて原真由美(日本バプテスト同盟理事)各氏が講演とパネルディスカッション。

様々な歴史資料やエピソードが紹介され、若い日の信仰や人との出会いが生涯の決断や行動に与えた影響について話し合われた。同園学生寮友愛学舎出身の植村隆氏(週刊「金曜日」発行人兼社長)がファシリテーターを務めた。

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