ネパール人クリスチャン大会in沖縄 県内外の協力で実施 母語で心から主を礼拝する

沖縄県における初めての在日ネパール人クリスチャン大会が11月14日、沖縄県那覇市にある宇栄原(うえばる)自治会館で開催され、県内外から参加したネパール人クリスチャン40人が御言葉による励ましを受けました。
全国的に新型コロナウイルス感染者が増加している中での開催とあり、マスク着用や手指の消毒を徹底し、各参加者同士がソーシャルディスタンスを確保しながらプログラムが行われました。
大会では、福岡から参加したチームによる賛美リードによって多くの会衆賛美が捧げられたほか、各参加者の霊的な成長、日本での生活と祝福、在日ネパール人への宣教のために熱い祈りが捧げられました。


メインスピーカーとして講壇に立った神戸集会の代表を務めるラジュ・ラマ氏は、アブラハムからヨシュアに至るまで、イスラエルの族長やリーダーがどのように神に献身したかを丁寧に語り、ほとんどが20~30代という若い参加者に再献身を促しました。


ソロやグループによる特別賛美、民族ダンスによる賛美もあり、会場はネパール色に彩られました。当日はZoomによるライブ中継も行われ、県外や国外からも十数人がオンラインで参加したほか、会場には地元教会からの日本人参加者もあり祝福を共有しました。
在日ネパール人の数は2019年12月現在で9万6千824人(*)を数え、その数は年々増加の一途をたどっています。それに伴い東京、千葉、名古屋をはじめ、全国の10を超える地域でネパール人のためのネパール語による礼拝が開かれるようになり、ネパール人のための宣教も各地域で展開されています。
沖縄に住んでいるネパール人は2千797人(19年12月現在)(*)で、ベトナム人、中国人に次いで3番目に多い外国人数となっています。
私は今大会で開会のあいさつに立ちました。私は12年3月まで8年半にわたり沖縄バプテスト連盟からネパールに宣教師として派遣されていました。帰国後もネパールとの関りを持ちながらミニストリーを行う中、昨年11月に数人の留学生と共に私が牧会する教会でネパール語礼拝を立ち上げました。しかし、新型コロナ感染者の急増により礼拝の休止を余儀なくされました。
そのような中で、今大会のスピーカーであり以前から交流のあったラジュ・ラマ氏や東京でネパール語ミニストリーの世話役をしている神保秀紀氏たちらから、在沖ネパール人を励ましたいという声が寄せられ、今大会が企画されました。
その大会に向けて、9月末からZoomを用いて木曜日の夜にオンライン礼拝を開催したところ、県内からも十数人のネパール人クリスチャンが参加するようになりました。11月に入ってからは、約1年ぶりに直接教会に集まって礼拝が捧げられ、それまで地域教会になかなかつながる機会のなかった信徒たちが、母語で心から主を礼拝できるようになりました。
今後もさらに在沖ネパール人のための宣教が拡大されることを祈っています。(レポート・東風平巌[こちひら いわお]=沖縄バプ連盟・小禄バプテスト教会牧師)
*「政府統計の総合窓口」ウェブサイト参照