憲法9条とアジアの平和~沖縄からの祈り~ 世界市民と連帯し平和実現を 第7回9条世界宗教者会議オンライン開催

ネット上でグループ討議(写真提供=9条世界宗教者会議事務局)

日本国憲法の第9条の平和主義を規範的理念とし、宗教者が国際的に話し合い、平和構築を目指す第7回世界宗教者会議が3月2、3日、東京、沖縄を会場に、世界の13か国・地域をオンラインで結んで開催され、仏教、キリスト教、ヒンズー教、イスラム教の42団体から約120人が参加した。
同会議は、日本の宗教者のアジアへの戦争責任を覚え、憲法9条の堅持をうたい、日本キリスト教協議会(NCC)が2007年に日本・アジア各国の宗教者に呼びかけて始まった「9条アジア宗教者会議」を発端とする。世界的なニーズの高まりとともに、14年に東京で行われた第4回から「9条世界宗教者会議」と名称を変更し、2年ごとに行われてきた。
今回「憲法9条とアジアの平和~沖縄からの祈り~」をテーマとした第7回は、当初20年9月に沖縄での開催が計画されていたが、感染症拡大による延期を経て、オンラインによる開催となった。

(詳細は紙面で。2021年3月21日号掲載記事