日本CGNTVが一般社団法人化 「日本宣教の強い土台できた」

衛星放送やネット配信などを通して様々なキリスト教番組を制作し、放送してきた日本CGNTV(パク・ドゥジン局長)は、3月1日に「一般社団法人 日本CGNTV」の法人格を取得した。主な事業は、放送コンテンツ制作、放送通信サービス、宣教、寄付金募集、そしてキリスト教文化を伝えること。一般社団法人化について、パク局長に話を聞いた。

スタッフ勢ぞろい

「法人化は、一般と同じような会社になるということ。私たちとしては新たな気持ちで再出発することになります」とパク局長。「他団体とよりよく協力できたり、長期的に安定してこの地で働けるようになった。15年間、日本の教会とたくさん協力してきたが、今後は社会的にも認められた団体として働きができる。法人化は、さらにこの地に根付いて日本宣教ができる強い土台ができたということ。効果的な日本宣教のための一つの段階だと思っています」
とは言え、法人化によって今までより20%ほど予算が上がったとも言う。コロナ禍で日韓教会が大変な中でもある。しかし、「日韓両国のサポートで法人化できたことに感謝しています」。
日本CGNTVは、オンヌリ教会の故ハ・ヨンジョ牧師のビジョンにより、2006年10月に設立。これまでに日本全国47都道府県の教会の協力を得て共に番組制作、宣教活動をしてきた。そして今後、大切な働きとして準備しているのが、「CGNTVドリームオンプラス」というインターネット受信機。インターネットがつながる場所なら、テレビと受信機をつなぐだけで簡単にCGNTVの全チャンネルをHD高画質で見られるというものだ。「何より画質がいい。新しい受信機で新たなメディア宣教を進めていきたい」と抱負を語った。問い合わせはTel03・5338・6620、Eメールcgntvjp@gmail.com