有賀氏 復活の希望語る「死んでも生きる」 感染予防徹底 2年ぶり首都圏イースター
「第58回首都圏イースターのつどい」(同実行委員会主催)が4月18日、東京・新宿区百人町の淀橋教会で開かれた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため延期を余儀なくされたが、今年は検温、手洗い、マスク着用、ソーシャルディスタンスを徹底し、開催にこぎつけた。音楽ゲストは音楽伝道師の久米小百合さん、メッセンジャーは有賀喜一氏(全日本リバイバルミッション代表)。
最初にブラスバンド「救世軍ジャパン・スタッフ・バンド」が映像を通し、新聖歌127番「墓の中に」などのイースターの賛美を届けた。
続けて久米さんが、新生賛美歌246番「ハレルヤ ハレルヤ感謝を捧げよ」、319番「豊かなる恵みを」を賛美。「新生賛美歌のこれらの賛美はとても簡単なので覚えてほしい。コロナ禍で不安、心配な方がたくさんいるけれど、賛美は心を解きほぐしてくれるものなので、どんな賛美でもいいから普段の生活の中で口ずさんでほしい」と勧めた。
有賀氏はヨハネ11章25、26節からメッセージ。「イエス・キリストの復活は、死んでいかなければならない世界にあって、『死んでも生きる』という事実だ。信じるとはイエス様のもとに来ること。どんな重荷や問題を抱えていても、イエス様のもとに来るならば無条件、無代価、無差別に、誰でも、完全な救いをいただける。罪を悔い改め信じるなら、イエスの復活のいのちが今日、あなたのものになる」と語った。
実行委員長の姫井雅夫氏(日基教団・赤坂教会牧師)は「第4波が来るとは予想しておらず、皆様から『中止するのですか』と、心配の声が多数届いた。でも、あらゆる機会を通して福音は伝えていかないといけないので、人数は少なかったけれどやれて良かった。継続は力なので、第59回、60回と続けていきたい」と語った。