2018©Amazing Grace Movie LLC

1972年に教会を会場に行われたアレサ・フランクリンの幻のコンサート・フィルムが、49年の時を経て日本公開される。映画「アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン」だ。
「ソウルの女王」として知られていた72年1月13、14日、アレサは自身の原点でもあるゴスペル音楽を、ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会でライブ収録した。そのライブ・アルバム「AMAZING GEACE」は、売り上げ300万枚以上を記録し大ヒット。彼女自身の歌手人生の中で最大のセールスを記録した人気ゴスペル・アルバムとなった。
このライブはドキュメンタリー映画としても撮影されていたが、未完のまま頓挫していた。その幻のライブが長年の月日を経、テクノロジーの発展も後押しして、映像としてよみがえった。
映画では、アレサの圧倒的な歌唱力と、その歌声に呼応し熱唱する聖歌隊、両手を上げて賛美する会衆との一体感、臨場感が味わえる。
撮影は映画「愛と哀しみの果て」で知られるシドニー・ポラック、映画化プロデューサーはアラン・エリオット。配給はギャガ株式会社。5月28日からBunkamuraル・シネマほか全国ロードショー。
URL http://gaga.ne.jp/amazing-grace/