世界教会協議会(WCC)と世界福音同盟(WEA)は8月25日にジュネーブで会合し、将来の協力の可能性のある分野について話し合い、アドボカシー(権利擁護)、平和構築、気候変動、メンバーシップ問題などについて、緊密な協力の可能性を見出した。WCCが同サイト https://www.oikoumene.org/ で報じた。
トーマス・シルマッハーWEA総主事は「すでに多くの協力を行っている分野では、共同の長期戦略に取り組む必要がある」と述べた。
ドウ・チアルWCC事務局長はWEAを歓迎し、「正義と平和のためのアドボカシーについてのエキュメニカルな仕事と協力は、三位一体の生ける神への親交を共にする教会の確固たる仕事」と語った。集会はWCCエキュメニカルセンターの礼拝堂での祈りによって締めくくられた。

2021年9月12日号掲載記事