【放送伝道】「モリユリのこころのメロディ」7周年 命がつながった番組に
2014年の10月にスタートした福音歌手の森祐理さんのラジオ番組「モリユリのこころのメロディ」(毎週木曜日午後9時30分~10時、ラジオ関西AM558kHz、FM91.1MHz)が、7周年を迎えたのを記念して、10月7日に元NHKアナウンサーで大阪芸術大学教授の住田功一さんをインタビュアーに迎えた生放送を行った。
住田さんは26年前の阪神淡路大震災以後、遺族に向き合う活動を続けてきた。震災で弟の渉さんを亡くした祐理さんも家族ぐるみで支えられた一人だ。今回の番組では、住田さんの問いかけに祐理さんが答える内容となった。
「番組構成を考えたとき、聖書をよりどころにしようと考えたそうですね」と、問われて、祐理さんは箴言22章11節「心のきよさを愛し、優しく話をする者は、王がその友となる」を示した。
「世の流れとは逆行するかもしれませんが、あえてゆっくり、優しく話をしたいと思いました。全国から悩みや苦しみを打ち明けるお便りが届きます。傷む人に寄り添い、心を分かち合う番組にしたいと願っています」
(森さんは「この番組は震災から生まれた」と語ります。2021年10月31日号掲載記事)