写真=救世軍ホームページから

救世軍は救世軍東ヨーロッパ軍国(Eastern Europe Territory)を設置し、ジョージア、モルドバ、ルーマニア、ウクライナ、ブルガリアで活動している。

侵攻を受けて、ウクライナを含め、各国で支援活動を展開し、祈りと救援を世界に呼びかけている。日本の救世軍ホームページ(https://www.salvationarmy.or.jp/)で情報を発信し、寄付金も募っている。

 

3月2日、7日の報告では、ウクライナでは、各地で食糧や衛生用品を提供。

防空壕での礼拝も実施された。ある救世軍士官は「私たちは自分の国にいるのだから、神は私たちとともにおられる。また一晩、また一日と生き延びるための力を祈る。私たちは、神が忠実で、すべての祈りを聞いてくださると信じる。神はすべてのものの上におられる。神は全宇宙の王だ。暗い夜は過ぎ去り、明るく平和な日が私たちの国にやってくる」と述べた。

ロシアでも被災者に必要な物資を提供している。

東ヨーロッパ軍国の拠点であるモルドバでは、ウクライナからの難民には、緊急宿泊施設、温かい食事や飲み物、Wi-Fiへのアクセス、必需品、24時間365日の情報および支援のためのホットラインなどの支援を提供。

ルーマニアでは小規模の緊急チームを結成し、必需品を満載した車両が、食料、水、子ども用のおもちゃを載せて国境で難民を出迎えた。「子供たちはおもちゃを見て興奮し、ひどい目に遭った子供たちの顔に純真な笑顔を見ることができた」と現地少佐は述べた。

国境付近にたどりついた女性、子ども、高齢者の支援に当たっている。

ポーランドでは、1日10万人のウクライナ難民の到着が予想されるため、支援品袋が準備されている。スロバキア、チェコ、でも難民のための支援をしている。

東ヨーロッパ軍国代表のペティブリッジ大佐は「東ヨーロッパ軍国の今年のテーマは 『信仰と勇気』です。私たちの士官(伝道者)や兵士(信徒)は、戦争の真っ只中でさえ、それを実践している」と語った。

救世軍の国際的リーダーであるブライアン・ペドル大将は平和解決や避難民、救世軍の支援活動のために祈りを要請し、詩篇46篇を読むことを勧めた。

 

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