教会と家庭をつなぐ信仰形成を “D6″カンファレンス開催へ
主を愛し、そのことばを心にとどめ、子どもたちに教え込み、家の戸口の柱と門に書き記せ、と命じる申命記(Deuteronomy)6章。「そうすれば、あなたは幸せになり」と教える、その原則に基づく「D6ファミリーカンファレンス」(アジア福音同盟[AEA]主催)が6月9日からオンラインで開催される。アメリカからはじまり、韓国、シンガポールへと広がり、今アジア規模で拡大する「D6ファミリーミニストリー」とは何を目指した働きなのか。AEA女性委員・こども委員を務め、日本でこのカンファレンスを統括する岩上真歩子(日本福音同盟女性委員)氏はD6ミニストリーについて次のように紹介する。
「D6によると、教会と家庭での姿があまりに異なるクリスチャンの姿は大きな課題です。福音が教会の中だけに留まるのではなく、家庭での信仰生活・信仰形成がなされていくためには、教会と家庭の連携が不可欠です。“D6”は、申命記6章の原則に基づき、教会と家庭をつなぎ、全世代の弟子訓練、信仰形成を目的としています。教会にはすでにさまざまな世代のためのミニストリーがありますが、そのすべてに“教会と家庭をつなぐ信仰形成”という指針を織り込むことで、全世代の弟子訓練をしようとしているのです。これはなにも新しいことではなく、聖書が教える真理であり、教会が取り組み続けていることです。そしてその実践に難しさを覚える現状があることもまた事実なのではないでしょうか。聖書の教えに立ち返り、全世代の信仰形成に取り組むためにもD6カンファレンスにご参加ください」
1日目には、牧師と教会リーダー向けの基調講演と応答、セッション、七つのワークショップが、2、3日目には、すべての信徒を対象とした八つのセッションと七つのワークショップが予定されている。
カンファレンスの詳細および登録は「D6ジャパン」HP(https//asiaea.org/d6japan)へ。