「希望の女性たち」の収録風景

 

地域の牧師がパーソナリティーを務める「ゴスペルの力」の収録風景

 

ラジオの電波を通してイエス・キリストの福音を伝えるトランス・ワールド・ラジオ(TWR)=本部:米国ノースカロライナ州)。創立者のポール・フリードがスペインの山岳地帯でラジオ伝道を開始してから約60年間、聖書の真理を275以上の言語と方言に訳し、190か国以上の人々に届けてきた福音伝道団体だ。日本では東日本大震災を機に2013年、ラジオの地域性を重視したコミュニティーFMで放送を開始。現在、北海道から沖縄まで全国34局のコミュニティーFMで福音番組を放送している。

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「最初は被災者に寄り添い、希望を発信する形で東北地方、九州の熊本をメインにさせていただいていた。今は福音に触れていただくことを目的にさせてもらっている」と笹木博貴代表は言う。

「都会より地方の田舎に届けたいという思いが強い」とも話す。「田舎に行けば行くほどコミュニティーFM放送を聞いている人が多いので、地域コミュニティー放送の枠を購入して放送している。山岳地帯で始まったTWRの精神は日本でも受け継いでいる」
今は地域教会の牧師が語る番組「ゴスペルの力」に力を入れる。「ここ数年は伝道に思いのある地域教会の牧師をパーソナリティーにお招きし、福音にまつわる話をしていただいている。曜日ごとにパーソナリティーがおり、クリスチャンでないリスナーに福音を届けることに注力している、ここ1年間で35人の牧師に話をしてもらっている」

「TWRは、99%に目を向けているメディア。聖書通読番組など信仰生活をサポートする番組もあるが、いちばんは伝道だ。対談形式とか映画や恋愛、就活など様々なテーマで進行しつつも、着地点は福音といった内容。既存のラジオ番組により近い、従来のキリスト教放送とは違うテイストでやっている」

「全国には330ほどのコミュニティーFMがあるが、2025年までに全都道府県でTWRの番組を放送したい」とビジョンも語ってくれた。

10月3日からは女性向けの番組「希望の女性たち(Women of Hope)も全国11のコミュニティーFMで放送開始。女性が経験する様々な問題や悩みを取り上げ、一緒に考えながら、聖書の言葉を通して、ヒントとなる解決の道を伝える内容だ。
「ゴスペルの力」「希望の女性たち」などの番組はYouTubeやPodcastでも聴くことができる。詳細はTWRのウェブサイトhttps://twrjp.org/で。

クリスチャン新聞web版掲載記事)