岡田氏

能登半島地震から約4週間経った1月28日、第1回目の災害復興支援超教派祈祷会が、石川県金沢市小立野の金沢独立キリスト教会で開かれた。主催は能登キリスト災害支援会(能登ヘルプ)。

最初に世話人代表の岡田仰氏(同教会牧師)が「弟子たちは出て行って、いたるところで福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばを、それに伴うしるしをもって、確かなものとされた」(マルコ16・20)の言葉を挙げ、支援活動する中で祈り会を持つ意味について説明した。

賛美するイ・ユンファ氏

「すでにいろんな団体が被災地に入っている。彼らはお金も、能力も、技術もある。それに比べ、私たちの働きは決して大きくなく、足りないし、弱い。しかし、私たちにしかない個性、持ち味がある。それは神様が共に働かれるということだ。弟子たちは祈ってから、福音を伝えていった。あのイエス様さえ朝早く起きて祈った。だから、能登ヘルプを立ち上げた時の方針の一つとして、祈り会を継続して行おうと決めた。祈れば、神様が導かれ、助けられ、知恵を与えられ、軌道修正してくださる。だから、能登ヘルプにとって祈り会は大事な役割だ。教会の皆様には、ぜひ祈りに合わせてほしい」と語った。

当日は、 實方秀太氏(金沢愛キリスト教会牧師)が賛美リードをし、韓国人宣教師でゴスペルシンガーのイ・ユンファ氏が特別賛美。イ氏はエレミヤ書29章11節を引用し、「私たちを愛しておられる神様が、この苦難を通して、何よりも大切な平安を与えてくださると信じている」と励まし、「善き力に守られ」「主は良いお方」などを賛美した。

支援活動について語る市來雅伸氏

続いて、能登ヘルプ実務リーダーの市来雅伸氏(九州キリスト災害支援センター本部長)が現状を報告。能登ヘルプでは、活動として①物資を運ぶ=何でも届ける段階は終了し、現在は施設、避難所、教会に欲しい物を聞いて届ける、②炊き出し=JECA・本郷台キリスト教会チーム、ハンガーゼロに救世軍が加わり、断水地域などで行う。避難所では、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症が流行しているので、避難所職員が食べ物を受け取り配っている。「おいしかった。ありがとう」という言葉も受け取り励まされている、③珠洲市の温泉=お湯は出るが運営する人がいないので、スタッフを送って再開。タオルやバケツも能登ヘルプから持っていっている。お風呂掃除のためのボランティアを定期的に派遣し、タオルを持って帰って地域教会のボランティアに洗ってもらうサイクル作ろうとしている、の3点を挙げた。「物資を届け、奉仕をする。キリストの愛を届ける。災害支援を通して教会が地域とつながることを大事にしている」と語った。

その後、①被災地、被災した人たち・教会のため、②能登ヘルプを通して被災地にキリストの愛が届くように、③被災地で活動しているすべての人たちの健康のため、④支援チームの祝福のために、参加者全員で祈った。

災害復興支援超教派祈祷会は毎月、現地教会を会場に行われる。第1回の祈祷会はURL https://www.youtube.com/watch?v=6pVyC-lwyHU で視聴できる。