聖書の時代の人々が実際に生活し、具体的に関わりを持った世界を、目に見える情報資料によってリアルに再現し、聖書に対する正しい知識を得られるようにしようと東京都心に設置された「聖書考古学資料館(TMBA)」が開館から30周年を迎え、4月8日(月)に記念講演会を開催する。

講演内容は「聖書のペリシテ人:その起源と古代イスラエルとの関係」で、講師はイスラエルのバル・イラン大学教授で、聖書のガテ遺跡(テル・ツァフィ)発掘隊長のアレン・マイヤー教授。会場は同資料館のある千代田区神田駿河台2−1お茶の水クリスチャン・センターの411号室で、午後2時〜4時。会場とオンライン(ZOOM)で参加できる。会場は申し込み不要、ZOOMは事前申し込みが必要。ホームページに掲載されたチラシのQRコードからGoogleフォームで4月1日までに。参加費は無料(席上献金あり)。

聖書考古学資料館(お茶の水クリスチャン・センター503号)では、発掘された粘土板文書、円筒印章、印跡、壺、碗、コイン、矢じり、テラコッタ、投石などや各種レプリカ、解説パネルを常設展示している。開館日は毎週土曜日午後1時〜6時。入館は無料。
詳しくはホームページで https://tmba-museum.jp

ホームページでは、聖書考古学関連のニュースや、ヒゼキヤとセナケリブ、ブラック・オベリスク、ランプの変遷、メシャ碑文、浮き彫りと粘土塊などの特集記事を読めるほか、これまでに開催してきたセミナー・講演会の概要も記録されている。