韓国・尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領による非常戒厳宣言が12月3日夜に突如発表、翌朝解除されたことに始まる一連の騒動が韓国、国際社会に波紋を広げている。日本キリスト教協議会（NCC）も、フェイスブックで韓国教会協議会(NCCK)からの情報を伝えるとともに、4日には戒厳令に対する声明、また6日にはNCCKへの連帯表明を相次いで発表した。

NCCKは、7日13時から徹夜祈祷会を開始、15時には大規模市民集会を開催を予定している。

1万人の牧師がユン大統領の弾劾を求める嘆願書に署名し、NCCK声明後の記者会見で尹大統領の辞任を求める緊急声明を公表。 NCCK加盟教会である韓国メソジスト教会(KMC)、韓国聖公会(ACK)、大韓民国長老教会(PROK)、韓国長老教会(PCK)も緊急声明を発表した。NCCKは「二度目の戒厳令発令の可能性も懸念されており、私たちはこの重大な瞬間を慎重に迎えている」と言う。

以下、各声明（NCC）

NCC　民主主義と平和、正義の実現を求める韓国キリスト者エキュメニカル共同体へのさらなる連帯表明　１２月６日

NCC連帯声明　１２月４日

韓国NCC　戒厳令宣言に関する声明文　１２月４日

 

世界教会協議会もNCCKに連帯する一連の声明を発表したhttps://www.oikoumene.org/news/wcc-stands-with-churches-prays-for-restoration-of-democratic-governance-in-south-korea

 

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