サッカーミニストリー フットサル大会 神様喜び、みんなでプレー
サッカーミニストリーを展開する城間創さん(那覇バプテスト教会牧師・KGK沖縄地区責任主事)が、念願のサッカー(フットサル)大会を11月23日、北山荘を会場に開催した。
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「受けたからこそ与える祝福」
約20年前、中学生だった私は、信仰生活と部活(サッカー)の狭間で葛藤していました。日曜日にサッカーの試合に行くことは、大きな罪悪感を覚えるものでした。心のどこかで、「クリスチャンはサッカーに熱中してはいけない」という気持ちを抱えていました。しかし、そんな感情を抱いていたときに、アメリカからの宣教師がサッカーミニストリーを始められました。毎月、練習会が行われ、そこではサッカーをしながら、休憩中に聖書のメッセージや証しがありました。私は、この働きを通して信仰的にも、またサッカー選手としても、大きな励ましを受けました。
今、沖縄に遣わされている私は、1年前からサッカーミニストリーを立ち上げました。2週間に1回、練習会を行なっています。そして今回、サッカー(フットサル)大会を北山荘で行うことができました。「いつかサッカー大会をやることができたら」と思っていたところ、「大会をやりましょうよ!」と声をかけてくださる方が与えられ、実現にいたりました。当日は天候にも恵まれ、沖縄の教会から5チームがエントリーしてくださり、未信者の方も多く参加してくださいました。キリスト教の価値観の中でサッカーをみんなで一緒に楽しむことができました。参加してくれた小学生からは、「毎月やってほしい!」「大会を企画してくれてありがとう!」という嬉しい言葉をいただきました。聖書には、「主イエスご自身が『受けるよりも与えるほうが幸いである』」(使徒の働き20章35節)とあります。私自身、これまでの神様との歩みを振り返りながら、神様の恵みを受けたからこそ、与える者とさせてくださっていることを感じています。
今回のサッカー大会を通して、多くの人たちとつながることができましたし、神様を喜びながらサッカーをすることができ、感謝なひとときでした。引き続き、サッカーミニストリーを続けていきながら、神様を喜び、神様に感謝する輪が沖縄に広がっていくことを願っています。(レポート:城間創)
(2024年12月22・29日号 16面掲載記事)