アーカイブ: レビュー - ページ 86
インタビュー:S・マイモン&T・グラニット共同監督--映画「ハッピーエンドの選び方」
共同での脚本・監督は4作目になるというタルさん(左)とシャロンさん 人には、自分の生き方、自分の最期を選択する権利があるのだろうか。そんなシリアスなテーマを、ユーモアタッチに描きながらラストシーンでは…
映画「放射線を浴びた[X年後]2」--閉ざされた証言の聞き取りから浮かぶ父親の死の原因
父・一明さんの漁師仲間や家族らに聞き取りをする川口美砂さん(右) (C)南海放送 2年前に公開されたドキュメンタリー映画「放射線を浴びた[X年後]」は、1946年から62年にかけて100回以上実施され…
映画「アクトレス 女たちの舞台」--“マローヤのヘビ”現象を心象に大女優の心理的葛藤描く
メルヒオーネに代わって授与式に望む女優マリア (C) 2014 CG CINEMA - PALLAS FILM - CAB PRODUCTIONS - VORTEX SUTRA - ARTE Fran…
[レビュー]ケア、平和、祈り、ルター
10月25日号レビュー面は、ケア、平和、祈り、ルターにまつわる書籍を紹介します。 ☆「患者らしく」でなく「その人らしく」 評・岡山慶子=NPO法人キャンサーリボンズ副理事長 『あなたらしく生きる』山内…
映画「シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語」
小柄なアスラン少年は疎外されることもよくある (C)Yorgos Mavropsaridis 動物同士を戦わせる闘犬、闘鶏は日本やアジアでも古くからある興行。死に至る残忍さから現代では法的に統制されて…
映画「ボーダレス ぼくの船の国境線」--人間は境界線を越えて理解し合える存在
イランの少年は、国境の川岸に浮かぶ廃船で戦火を逃れて一人で平穏な暮らしを始めていた。 (C)Mojtaba Amini 1980年から停戦まで8年間戦い合ったイラン・イラク戦争。だが、2年後にはイラク…
10/11号紙面:NHK連続テレビ小説「あさが来た」モデル広岡浅子の関連本 信仰、子孫、人間関係を詳しく
2015年10月11日号 3面 9月30日から、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」(主演・波留)の放送が始まった。主人公「あさ」のモデルとなったのが、女性実業家で晩年にクリスチャンとなった広岡浅子…
映画「ベトナムの風に吹かれて」--世界はひとつの村になった。人の情けが交わる場所
みさおは認知症の母シズエを引き取りベトナムでの同居生活をスタートした (C)「ベトナムの風に吹かれて」製作委員会 団塊の世代にとってベトナムは、1960年代以降の青春を象徴する印象深い国名といえる。第…
映画「白い沈黙」--連れ去られた子どもの生存を信じ続ける親の愛
ひとり娘キャスを愛し、成長を楽しみにしているマシューだったが (C)Queen of the Night Films Inc. 幼児・児童の連れ去り・誘拐事件が後を絶たない。2013年度は、13歳以下…
映画「名もなき塀の中の王」--犯罪者でも子どもを守る父親の心情に変わりはない
刑務所に送致されてきた息子エリック(手前)に、ぶきようながらも真剣に中っこくするネビル (C)STARRED UP FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION …