世界中で 4 千万人が死亡したとされる100年前の「スペイン風邪」。現在の新型コロナとも比較されるパンデミックで、日本の教会でも多くの犠牲者が発生した出来事だったが、その後の記念誌などの歴史で注目されることは少なかった。

「なぜ忘れられたか」という問題意識で戒能信生氏 (日本基督教団千代田教会牧師)は、特別講義「スペイン風邪(1918-20年)の時、この国のキリスト教会はどうしたか」を9月24日、人数を制限して新宿区の早稲田奉仕園スコットホールで開講。

今回戒能氏は、歴史研究に取り組む7人と共同研究で調査。当時の各教団教派の機関紙や指導者の日記などから「スペイン風邪」に関する事項を調べ、その概観と現代的意義について話した。
日本クリスチャン・アカデミー関東活動センターが実施する2020年度関東フォーラム宗教対話連続講座『日本キリスト教史を読む』の番外編。

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