子どもたちが危機　ウクライナ緊急人道支援を準備　ワールドビジョン

国際NGOワールドビジョンはウクライナ侵攻を受けて、現地の危機的状況の高まりが子どもたちにもたらす甚大なリスクについて、警鐘を鳴らしている。

人道的な必要を見すえて、移動・避難する人々に支援の手を差し伸べるべく、現在、現地のパートナー団体と連携しつつ対応計画の策定を進めている。

ワールド・ビジョン総裁のアンドリュー・モーリー氏は、子どもたちの状況を思い「心が張り裂けそう」と心情を述べ、「愛する人々や住まいの喪失に直面した子どもたちの身体的・心理的健康が、暴力の代価のように損なわれことが懸念される中で、影響を受ける子どもたちを支援すべく準備を進めている。すべての関係者に対して平和を希求するよう求め、圧倒的な人道危機を食い止める解決がなされるよう祈る」と語った。

ワールド・ビジョン中東および東欧地域の責任者を務めるエレノア・モビオット氏は「昨年、中東および東欧地域において緊急援助を通して320万人の人々に支援を届けた。ウクライナ情勢への対応が必要になった場合に動員できる対応能力がある。子どもたちや人々がウクライナからの避難を余儀なくされ、緊急援助が必要となる場合に備えて、ワールド・ビジョン・ルーマニア事務所が対応できるよう準備を進めている」と話し、最後に「今こそ、危機の高まりの影響を最も受ける子どもたちを保護することが、最優先になされるべき」と強調した。

人道支援などの情報はワールド・ビジョン・ジャパンのホームページから

https://www.worldvision.jp/news/shien/20220225.html

 

 

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