「10回、11回でもあきらめず」第132回東日本大震災超教派一致祈祷会 宮城から岸浪さん、福島からFumiyaさん
岸浪さん
Pray for All Japanが賛美した
第132回東日本大震災&各災害復興支援超教派一致祈祷会(ウェスレアン・淀橋教会主催)が3月11日。新宿区の同教会で開かれ11年目を迎えなお課題ある被災地と教会のため、戦禍のウクライナのため、コロナ禍のために祈った。
様々な災害に向けて活動したクリスチャン・アーティストからなるPray for All Japan(神山みさ、坂上悦子、横山大輔&和子、竹下静、三宮すみれ、Samuell)が賛美。今回は福島県いわき市で被災し、その後音楽活動をするFumiyaさんも駆けつけた。
説教はオンラインで宮城県栗原市を拠点に、石巻市などを支援し続ける岸浪市夫さん(保守バプ・イエスキリスト栗原聖書バプテスト教会伝道師、アメイジンググレイス・ネットワークミッション代表)。Ⅱ列王記13章19節から話した。牡鹿半島で出会った人々のエピソードを交えて報告し、矢を5回、6回打つように、繰り返しかかわり続ける意義を語った。
こちらも→ 【3.11特集】「公同の教会を意識して」 石巻・牡鹿半島の宣教協力2022年3月10日
メッセージの後、祈りの課題を全体で祈った
①アメイジンググレイス・ネットワークミッションについて:岸浪さんの健康や働きのため、石巻、東松島、牡鹿半島のため、信じた人の成長と集会の発展のため、経済的課題、漁業復興課題、健康課題を抱える人アガペー(無償の愛)と福音が届くために
②東北三県について:愛する人々を失った人々のため、震災関連死の認定、遺族の支援、震災関連自殺、震災孤児、孤独、分断、過疎などの問題のため
③福島のため:多くの避難者と若い人の減少、コミュニティー復興、病気、生活困窮、廃炉処理、汚染水、除染土処理、帰宅困難地域の除染、復興再生拠点の生活基盤の安全な整備、声を出せない放射能被害や不安の中にある人たち、風評と戦う各産業の復興のため
④ウクライナのため:首都キエフへの総攻撃が回避され、市民の犠牲が増えないように、占領下の人々がまもられるため、避難民のため、ロシアの市民のため、プーチン大統領の心がやわらぐように、
⑤コロナ禍のため:収束のため、重病者のため、医療、福祉従事者のため、ワクチン、生活困窮者のため、クリスチャンや教会のため
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