松浦さんと中野さん

ロシアによるウクライナ侵攻が長引き、非人道的な行為が明るみにされ、人々の間に様々な憎悪や敵対心が生じている。そのような中、平和の祈りに焦点を当てようと、日本キリスト教協議会(NCC)、平和を実現するキリスト者ネット(キリスト者平和ネット)、日本カトリック正義と平和協議会(正平協)は3月に続き、第2回目の「ウクライナを覚えて平和を祈るキリスト者祈祷会」を4月19日にオンラインで開催した。

 

前回は → ウクライナ大主教「皆さんの祈りが命救う」祈祷会NCC、カトリック、平和ネット

 

集会では詩編126編4~6節(新共同訳)の朗読、イザヤ書2章2~5節の交読連祷、ウクライナのための平和の祈り、世界のための平和の祈りが祈られた。

今回は正平協が中心となり、カトリック司教の松浦悟郎さん(ピースナインの会呼びかけ人)と政治学者の中野晃一さん(上智大学教授)が対談。一刻も早く攻撃がやみ、命が損なわれる状況がなくなることを第一に求めつつ、話は戦争によってもたらされる人間の非人間化に焦点が当てられた。

非人間化は遠く離れ、日本で戦況を追いかける「私たち」にも及ぶと指摘。武力で解決できない人間性の回復が平和につながると勧めた。また戦争が起こる以前に平和の道を選ぶことにも意識を向けた。

詳しくは紙面で。

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