アーカイブ: レビュー - ページ 89

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映画「アラヤシキの住人たち」――小谷村真木の四季に生き、育み合う“協力社会”の原点

廃村の旧屋敷を修復したアラヤシキは、自然のおおらかさと厳しさとを受け止めてきた趣きが感じられる。真木共働学舎のシンボルであり文字どおりホームベースだ。 (c)ポレポレタイムス社 「競争社会ではなく、協…
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映画「ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実」――終結直前の検証ドキュメンタリー映画

空爆ではナパーム弾の雨が森も家も幼子も焼き尽くした ©RAINBOW PICTURES CORP. ALL RIGHTS RESERVED. インドシナ戦争後、南北に分裂したベトナム。1960年12月…
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映画「イマジン」――盲人に見えても、晴眼者には見えないもの

反響定位者イアン(右)についてリスボンの街中を歩くエヴァ © ZAiR リスボンの古い修道院を借りている盲人訓練施設に'反響定位'のインストラクターとして赴任してきたイアン(エドワード・ホッグ)。日常…
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映画「ナオトひとりっきり Alone in Fukushima」――生きものを護り、生き続けることでの抵抗

福島の原発事故で全町避難した富岡町。だが松村直登(ナオト)さんは、殺処分を免れた牛や家畜、ペットたちを見捨てることができずたった一人で居残り、生きものたちにエサを与え、いのちを護る暮らしを続けている。…
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映画「グッド・ライ―いちばん優しい嘘」――ともに生き、分かち合う世界への誘い

キャリー(左)はジャレマイアたちの職探しに奔走させられる © 2014 Black Label Media, LLC. All Rights Reserved. 大家族で暮らす村に突然やってきて、村人…
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[レビュー]いのち、よりよく生きる こども、終活、塩狩峠

 ○こどもの主体的に生きる力 『こどものなかに見えるもの』(井上直子著 いのちのことば社) 評・中島恭子=保守バプテスト同盟ふるさとキリスト教会牧師、にじの子ども園園長、3・11虹の会代表師 ○最期を…
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映画「パプーシャの黒い瞳」――ジプシー女性詩人の生涯と詩情描くモノクローム映像美

パプーシャは15歳のとき、自分の父親の兄と結婚させられた © ARGOMEDIA Sp. z TVP CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013 神聖ローマ帝国時代から迫害をのがれ…
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その他

イベント:グエルチーノ展 2015――よみがえるバロック期の画家 その足跡と画風の変遷を初公開

絵画展「グエルチーノ展」2015――よみがえるバロック期の画家 その足跡と画風の変遷を初公開 「グエルチーノ展――よみがえるブロックの画家」(3月3日―5月31日まで、月曜日休館。会場:東京・上野の国…
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