アーカイブ: レビュー - ページ 94
映画「小さき声のカノン――選択する人々」――“被ばくから子どもを守る”お母さんたち
お寺の住職の妻るりさんは、家族で残ることを決断し、子どもたちが出来るだけ内部被ばくしないよう食料などにも気を遣う。同じ宗門の人や全国の理解者から無農薬野菜や被ばくしていない安全な食料が寄せられ、近隣の…
映画「わたしの、終わらない旅」――受け継がれゆく“核”不要、“脱原発”への使信
© 2014 MASAKO SAKATA タイトルの'わたしの'という一人称は、直接的には本作の坂田雅子監督ご自身のことのようだ。坂田監督の母・坂田静子さんが、手作りの謄写版印刷で1977年から「聞い…
映画「君が生きた証」――息子を亡くした父親の喪失からの再生と贖罪の物語
初めてライブバーでセッションするサム(右)とクエンティン © 2014 Rudderless Productions LLC. All Rights Reserved. 学校やパブリックゾーンでの乱射…
[レビュー]パウロ、死、天国、デジタル倫理、ソーシャルアクション
注目を集める新しいパウロ観、死と天国について考えるもの、情報技術と倫理、ソーシャルアクションなどについての本を集めました。◆パウロと同労者が教会を変える『パウロ―ギリシア・ローマ世界に生きた使徒』岩…
インタビュー:映画「みんなの学校」真鍋俊永監督――学校が変われば地域が変わる
映画「みんなの学校」真鍋俊永監督に聞く――学校が変われば地域が変わる 監督プロフィール:まなべ・としなが 関西テレビ報道部ディレクター。長く報道カメラマンとしてニュース取材やドキュメンタリー撮影を担当…
映画「みんなの学校」――一人ひとりの自分らしさを引き出す“エデュケーション”
木村校長(左)は、常に子どもと目線をあわせてしっかり話す。 © 関西テレビ放送 大阪市住吉区の公立・大空小学校では、'すべての子どもに居場所がある学校'をめざす。また、発達障害や身体障害がある子などを…
映画「フォックスキャッチャー」――空虚な心の現実を表出させる重厚な演出
私設トレーニングジムからレスリング米国代表チームを輩出しようとするジョン・デュポン(左)は、ロサンゼルス金メダリストのマーク・シュルツをチームリーダーに招く © MMXIV FAIR HILL LLC…
映画「不正義の果て」――“模範収容所”のアドルフ・アイヒマンと対峙した最後の長老
1975年取材撮影当時のランズマン監督(左)と証言するムルメルシュタイン © 2013 SYNECDOCHE - LE PACTE - DOR FILM - FRANCE 3 CINEA - LES …
映画「ヴァチカン美術館 天国への入口」――ヴァチカン公認の実験的ミュージアムシネマ
映画「ヴァチカン美術館 天国への入口」――ヴァチカン公認の実験的ミュージアムシネマ 世界の最高峰ともいえるシツティーナ礼拝堂の壁画と天井画 © direzione dei muse i - gover…
映画「愛して 飲んで 歌って」――軽妙洒脱で心に残るアラン・レネ監督の遺作
ジュルジュに翻弄されるタマラ(左)、モニカ、カトリーヌ © 2013 F COMME FILM - FRANCE 2 CINEMA - SOLIVAGUS ドキュメンタリー映画「夜と霧」(1955年)…