アーカイブ: レビュー - ページ 98

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映画「シャトーブリアンからの手紙」――人間を命令の奴隷に変える戦争という狂気

一人のドイツ軍将校が暗殺され、報復として収容所の人質150人の処刑が要求された。17歳の少年ギィ・モケ(前列右)と大学生クロード・ラレの名前もリストアップされていた。 © ARTE France - …
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映画「マルタのことづけ」――友なき者、悲しむ者の隣りに寄り添う姿

HIV感染症で近づく最期を見据えて生きるマルタ HIV感染症で近づく最期を見据えて生きるマルタ 日々の暮らしの中で、悲しい先行きはあまり思いたくはない。だが、不治の病で余命わずかな肉親とどのように日々…
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映画「ザ・テノール 真実の物語」――がんで声を失ったオペラ歌手が歩んだ復活への道

プロデューサー沢田(左)は友人としてベー・チェチョルの治療とリハビリに支援し続ける。 © 2014 BY MORE IN GROUP & SOCIAL CAPITAL PRODUCTION &…
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映画「悪童日記」――戦争の時代、思春期から大人へ歩む“ぼくら”が見た大人たちの真実

双子の'ぼくら'はいつもいっしょだ。毎日、聖書と辞書で勉強し、お父さんがくれた大きなノートに目で見た事実だけを書き続ける。 © 2013 INTUIT PICTURES - HUNNIA FILMST…
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[レビュー]「氷点」、和解、福祉、働くこと、経済

9月28日号レビュー面では、福祉事業や、働くこと、経済に関する書籍を紹介。ほかに和解、『氷点』に関する書籍も。 ○信仰が行為によって運ばれる 評・森谷正志=仙台バプテスト神学校校長 『消え去らない疑問…
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『愛は、あきらめない』出版記念記者会見で横田早紀江さん信仰語る

 日朝両政府が今年5月、拉致被害者らの再調査に合意したことで拉致問題解決への動きに注目が集まる中、拉致被害者の横田めぐみさんの母早紀江さんは『愛は、あきらめない』をいのちのことば社フォレストブックスか…
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映画「世界一美しいボルドーの秘密」――高級ワインは経済投機の価値でしかなくなるのか

©2012 Lion Rock Films Pty Limited 気品ある芳醇なボルドーのワインは、時として芸術品として評される。世界的に有名なボルドーワインの5大シャトーとは、ナポレオン3世の時代…
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映画「猿の惑星 新世紀(ライジング)」――「仲間は殺さない」高潔な類人猿もやはり…

エイプス(類人猿)と人類の共存を願うシーザー(右)とマルコムなのだが… ©2014 Twentieth Century Fox ピエール・ブールのSF小説『猿の惑星』を原作にシリーズ第1作「猿の惑星」…
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映画「フランシス・ハ」――思い通りにならない友情と現実と夢、でも夢は覚めない明日への光

ルームシェアしている男の子からも「27歳は若くない」と言われてしまうフランシスだが © Pine District, LLC. なんとも瑞々しい、ウィットとユーモアに富んだ会話がおしゃれに飛び交ってい…
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