東日本大震災、福島原発事故10年の教会のこれまで、現時点、未来を考える。日本福音同盟(JEA)宣教フォーラム福島2021(11月23、24日、宣教フォーラム福島実行委員会・JEA宣教員会共催)が「これまでのフクシマと、これから」をテーマに福島県からオンライン配信で始まった

JEA宣教フォーラムは、約7年おきに開催されてきた日本伝道会議をつなぎ、毎年開催される。東日本大震災後は、秋田(11年)、仙台(12年)と、東北での開催が続いた。今回は13年「フクシマと生きる宣教」をテーマに開催されたフォーラムに続き、福島県からの発信になった。次回日本伝道会議は23年に東海地域で開催される。

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集会1では「これまでのフクシマ」として、在日の人権問題に向き合ってきたピアニストの崔善愛氏(「週刊金曜日」編集委員)司会のもと、元朝日新聞の記者で連載「プロメテウスの罠」にも関わったジャーナリストの本田雅和氏、震災直後から福島県沿岸部の被災者と関わり続けている作家の渡辺一枝氏が福島で出会った人や被災地の課題を述べ、祈りやキリスト教会の可能性について述べた。震災時浪江町に在住していた元原発技術者で、子ども脱被ばく裁判原告団長の今野寿美雄氏も同席し、被災者の現状や原発の課題を語った。

午後の集会Ⅱでは、基調講演「被災地の宣教・コロナ禍での宣教」を、吉持日輪生氏(茨木聖書教会牧師)が語る。これに対して木田恵嗣氏(ミッション東北郡山キリスト福音教会牧師)、西小野健氏(保守バプ・郡山聖書バプテスト教会牧師)、野寺恵美氏(同盟基督・赤羽聖書教会牧師)、西岡義行氏(ホーリネス・川越のぞみ教会牧師)が応答し、対談する。

24日は、これらの内容を踏まえ、祈りの言葉をまとめ、その背景を語り、全体で共に祈る。

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